参画メンバー

安藤 章

所属
未来社会創造機構(日建設計総合研究所・主席研究員)
研究分野・領域
都市・交通政策

長年に亘る経済、社会の閉塞感を打破するには、技術革新のほか社会制度の再設計等、社会全体のイノベーションが必要だと言われています。一方で、これは、行政や企業単体での取り組みに限界があります。中立的な立場で多様な主体の連携を促し、そして既成概念にとらわれず、長期の視点で取組める大学の役割は極めて重要です。本FSSが、中部発の社会イノベーションを引き起こす、地域のプラットフォームとなることを期待しています。

井野 靖久

所属
未来社会創造機構 Future Society Studio
研究分野・領域
経済政策、経済統計、マクロ経済学

国の行政機関で経済分析や政策の企画・立案に携わってきました。日本社会の閉塞感を払拭し、活力を取り戻すには、新しい時代に適応した新しい社会を創っていくことが必要です。そして、それは持続的であり、すべての人々が生きがいを感じられる社会であるべきだと思います。そのために制度・仕組みはどうあるべきか、いかなる技術革新を推進していくべきか、FSSで多様な知恵の融合を図り、未来への道筋を考えていきたいと思います。

井上 愛子

所属
未来社会創造機構ナノライフシステム研究所 マイクロ・ナノメカトロニクス研究部門
研究分野・領域
老年医学、看護学

人生100年時代と呼ばれる時代において、どの人もその人らしくいつまでも健康で「活き生き」と輝いていられるような社会を目指し、ヘルスリテラシーの向上と健康寿命延伸・QOLの改善のための実践力を高め、若者に過度に頼らない元気な高齢者が地域の高齢者をサポートする循環型高齢者社会の創設に寄与するべく活動を行ってきました。FSSでは、高齢者にとどまらず地域に暮らす人々が、心身の健康の維持・増進を通じて充実した時間を送ることができ、社会に貢献できる人材の育成と、活力のある社会づくりを目指していきたいと思います。

小沢 浩

所属
経済学研究科
研究分野・領域
経営学・会計学

いつから人間はミライを考えるようになったのか。現在思い描くミライは、50年前のミライより進歩しているのか。ミライを考える人間の思考に興味を持っています。私たちが描くミライには、現在の私たちの文化・思想・価値観が反映されていると思います。様々な人が描くミライを通じて、現在をより深く理解したいと思います。

片貝 武史

所属
未来社会創造機構 Future Society Studio
研究分野・領域
産学官プロジェクトマネジメント、水工学

河川の自然環境に関わることや産学官に関わるプロジェクトマネジメントを行っています。これまでの経験を礎に、様々な領域の社会課題解決を探っていくFSSの活動を通して、新たなイノベーション創出に寄与する取組みにチャレンジするとともに、多くの方に携わって頂けるような活動にしていきたいと思います。

河野 明日香

所属
大学院教育発達科学研究科
研究分野・領域
社会・生涯教育学

未来社会の検討、創造には多様な人々がつながり、ともに学び合い、議論していくことが大切だと考えています。FSSを起点として、行政、企業、大学、市民がフラットな関係で結ばれ、活発な議論が行われ、社会課題やその克服の方法が浮き彫りにされ、希望溢れる新たな未来が描けることを期待しています。

金 相美

所属
人文学研究科
研究分野・領域
社会情報学、メディア社会論

メディアの社会・文化的影響について研究してきました。人と人をつなげ、情報をシェアし、豊かな人間社会を可能するメディアは当該社会の信頼度と互恵性のデフォルト値に依拠しその力を発揮できます。真の意味での幸せとウェルビングを実現するために、情報技術がもつ潜在力を如何に引き出せるか、今後取り組んでいきたいと思います。

久木田 水生

所属
情報学研究科
研究分野・領域
哲学・倫理学

歴史・社会規範・社会制度・文学などの観点から、人間にとってコミュニケーションとは何か、コミュニケーションにはどのような意義や価値があるのかを考えながら、将来の情報技術がより良いものであるために情報技術をどう設計・活用すればよいかという問題に取り組んでいます。近年では特にロボット、人工知能、ソーシャルメディア、VRなどの技術に焦点を当てています。

佐宗 章弘

所属
大学院工学研究科フライト総合工学教育研究センター(航空宇宙工学専攻兼任)
研究分野・領域
航空宇宙工学

大学というプラットホームを活用して、多様なメンバーと想いを寄せ合い、「知」と「passion」によって、素敵な未来社会の実現を目指したいと思います。Just join us!

董 芸

所属
未来社会創造機構 Future Society Studio
研究分野・領域
デザイン、デザイン思考、建築・土木・都市計画

地盤工学を学部で専攻し、留学をきっかけに美術・デザインの研究に転向、帰国後に市民の公共施設づくり・まちづくりへの参画プロセスのデザインに関する研究に取り組んできました。FSSでは、様々な方との対話を通して未来社会のありたい姿について深掘りし、個別多様化が進む社会において個別の課題に対応した最適解となる未来シナリオづくりを実践的に進めていきたいです。

富田 竜太郎

所属
未来社会創造機構 Future Society Studio
研究分野・領域
産学官連携、事業支援、起業支援、スタートアップ支援、スタートアッププラットフォーム作り

こんにちは!ぜひご一緒に新しい取組みや世界観を創っていければと考えております。

ぜひよろしくお願い致します!

内記 香子

所属
環境学研究科(法政論講座)
研究分野・領域
デジタル化と環境政策をめぐる国際ルール作り(スマートシティなど)

「未来社会」を考える会議、そんな会議が大学にあるなんて、と思いながら、FSSに参加しました。毎回「文理融合」を体感して、分野の異なる仲間と議論をしています。 私にとって、少し自分のボーダーが広がったかも、と思える活動の場です。

内藤 宏

所属
未来社会創造機構 データ社会共創デンソー研究部門
研究分野・領域
認知心理学、人間工学

自動車業界で認知心理学、人間工学の研究をしています。技術的なイノベーションが次々と生まれていく中で、未来の社会を描き、その社会をどのように実現していくかを考えることが非常に重要だと思います。未来の社会について様々な知識や経験を持った方々が集まり、考えていくことで、素晴らしいアイデアが生まれると思います。明るい未来社会の実現に向け、まずは私自身が楽しい気持ちで活動したいと思います。

鳴瀧 彩絵

所属
工学研究科
研究分野・領域
高分子材料化学・バイオマテリアル

物質が、ある特定の環境下で自発的に秩序を形成する「自己組織化」を利用して、医療やエネルギー分野に役立つ材料の開発を行っています。同様に、私たち人間も、適切な環境に置かれれば、誰しもが最大の力を発揮できると信じています。そのためにはどんな仕組みづくりが必要なのか、FSSで考えていきたいと思います。

長谷川 泰久

所属
未来社会創造機構 ナノライフシステム研究所 、大学院 工学研究科 マイクロ・ナノ機械理工学専攻(兼担)
研究分野・領域
人支援ロボット、遠隔操作ロボット

アクティブシニアの活躍や多世代が共生するローカルコミュニティ、空間や障がいなどの身体の制約を受けない多様なライフスタイル・ワークバランス、健康人生100年時代の安心・自由・感動をもたらす新しい社会など様々な未来社会のイメージ創りや、それを実現する新技術・イノベーションの検討を行うとともに、心理的・経済学的課題や法制度などの社会的受容性についても議論を重ね、インパクトのある提言ができるように貢献していきたいと思います。

林 葉子

所属
ジェンダーダイバーシティセンター
研究分野・領域
歴史研究、ジェンダー論

これまで、性をめぐる社会問題やその解決をめざす社会運動の歴史を研究してきました。その間、様々な専門分野の垣根を越えた共同研究の機会をいただき、学際的に研究を行うことの楽しさと難しさを実感してきました。FSSのような対話の場は本当に重要です。全ての人が自由に、安心して自分らしく力を発揮できる未来社会を創るために何が必要か、ここで共に考えたいと思っています。

藤木 秀朗

所属
人文学研究科
研究分野・領域
映像学

これまで人文学的な見地から映画やテレビなどの映像メディアの研究を通して文化、社会、歴史、環境、政治、経済、科学技術について考えてきました。FSSでは、他分野の研究者の方々、大学外の市民、行政、業界の方々と連携しながら自分の研究を社会に役立てるすべを追求し実践していきたいと思います。

谷内田 絢子

所属
学術研究・産学官連携推進本部 / 未来社会創造機構 Future Society Studio
研究分野・領域
市民活動、まちづくり、フェアトレード

Future Society Studioを通して、分野や所属、立場を超えた多くの皆様と対話をしながら、20年~30年先のよりよい未来社会を描いていけることを楽しみにしています。次世代が担う次の社会に向けた、アイディアやヒントが得られればと思います。

横溝 大

所属
大学院法学研究科
研究分野・領域
抵触法(国際私法)

私の専門とする抵触法(国際私法)は、人々の国境を越えた活動を対象とする法分野です。現代では、多くの出来事が国境を越えて影響を与え合うようになっています。望ましい未来社会に相応しい法制度のあり方について、国境を越えて人・物・情報が移動するという点も踏まえて皆様と一緒に考えて行ければと思っております。どうぞ宜しくお願い申し上げます。